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2008年06月11日(水) 17時13分

1時間以内に返信が無いと不安、5人に1人がメールに依存——アイシェア調べjapan.internet.com

株式会社アイシェアは20〜40代のネットユーザー男女469名に対し、「友人への連絡に関する意識調査」を実施、2008年6月11日、調査結果を発表した。

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調査対象は、20〜40代のネットユーザー男女469名。男女比は、男性:55%、女性:45%。年代比は、20代:11.5%、30代:49.7%、40代:27.9%、その他:10.9%。調査期間は、2008年5月27日〜29日の3日間。

インターネットや携帯電話の普及とともに、連絡手段が多様化しているが、普段、友人とはどんな方法で連絡を取り合っているのだろうか。

友人との連絡は電話とメール、どちらが多いかとの問いには、全体の83.4%が「メール」と回答。「電話」の16.6%を大きく引き離した。しかし男女別にみると、女性では「メール」と回答した人が9割を超えているのに対し、男性は77.1%、残る2割は「電話」を利用しており、男女間で連絡方法に差がみられた。

返事が必要な状況にも関わらず友人とのメールを故意に無視したことがあるかどうかを複数回答で聞いたところ、約8割が「ある」と回答。無視してしまう状況はどういった時かを見ると、「仕事中」がトップで51.0%、次いで「寝ていて」が45.0%、「運転中」が36.5%、「面倒だから」が27.1%、「食事中」が27.3%と続いた。

興味深かったのは、男性では19.8%が「恋人といる時」と回答し、「他の友人と遊んでいる時」の16.3%を抑えたのに対し、女性では「他の友人と遊んでいる時」が25.1%で「恋人といる時」の14.2%を10ポイントも上回っていた点。男性は友人よりも恋人、女性では恋人よりも友人を大事にしているのだろうか。

ちなみに「自分から家族や友人、恋人にメールをした時、返信がどのくらいの時間来ないと不安になるか」と尋ねたところ、約半数の49.7%が「全く不安にならない」と回答。

騒がれる「携帯依存」は杞憂とも取れるが、一方で「10分以上で不安になる」「30分以上で不安になる」「1時間以上で不安になる」を合わせると2割にのぼっている。「メール依存症症候群」などと呼ばれるような人が存在することもうかがえる結果となった。

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