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2008年06月10日(火) 14時01分

横浜・鶴見区の通り魔:「子供達を守って」 注意喚起の張り紙 /神奈川毎日新聞

 横浜市鶴見区生麦3でバス待ちの男性(74)が5日、ナイフで刺された事件で、現場周辺には「子供達を守って」との町内会のポスターが張られた=写真。東京・秋葉原で17人死傷の通り魔事件が8日に発生しただけに、住民は「早期解決を」と願う。
 「注意。大変です。人が刺され、犯人はまだ捕まっていません。住民の皆さん、子供達を守ってください」
 現場のバス停付近には、町内会長名の手書きポスターが何枚も張り出された。近くの小学校では、児童の集団登下校とともに、保護者の同伴を求めている。
 ポスターを見ていた女性(72)は「秋葉原の惨事は人ごとではない。怖くてバス停周辺は通りたくない。夜は出歩かないようにしている。早く捕まえてほしい」と訴える。
 事件の発生は午後2時ごろ。雨降りで人通りが少なく、被害者の男性以外に目撃者は出ていない。鶴見署はいきなり刺して逃げた男の足取りを追い、周辺の防犯カメラに映った人物の解析を続けている。【網谷利一郎、写真も】

6月10日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080610-00000129-mailo-l14