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2008年06月10日(火) 11時31分

下水道の電機設備で談合の疑い=日立製作所など9社を立ち入り−公取委時事通信

 札幌市が発注した下水道施設の電機設備工事をめぐり談合があった疑いが強まったとして、公正取引委員会は10日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、大手電機メーカーの三菱電機、東芝、日立製作所など数社の北海道支社などを立ち入り検査した。
 公取委は1995年にも、日本下水道事業団発注が全国で発注していた設備の談合で、三菱電機など9社を告発し有罪判決が確定していた。 

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