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2008年06月10日(火) 10時16分

新宿にも開店?女装メイドと着ぐるみメイドのカフェオーマイニュース

 6月7日、とある場所で女装メイドカフェが開店する、というのを聞きつけた私。早速行ってみることにしました。とはいっても最近話題のアキバのメイドカフェではありません。

新宿のメイドさん、どんな人々?

 お店の名前は「女装メイド喫茶『粧』」。場所は新宿2丁目。と書くとピンとくる人は多いでしょう。そう、あの街のあの場所なのです。

 この女装メイドカフェは、女装の店「粧」の会員メンバーが昭和初期から続くという喫茶店「パウリスタ」を借りて不定期で行っているもの。今回は2回目なのだそうです。今回は新宿界隈(かいわい)に詳しい友人に誘われたものの、当の本人が行けなくなってしまい、私ひとり。興味と怖さがごちゃごちゃになった感じで、新宿三丁目駅を降りることになりました。

 現場に向かってみると、えーっ? なぜか遊園地にいるようなオンナノコ着ぐるみさんが表に並んでいます。想像していた店の感じとだいぶ違うのだけど、女装メイドってこの子たち?

 初めて近くで見る3次元のアニメキャラ(?)なのかよく分かりませんでしたが、素直に笑い返すべきかどうしようか、と立ち止まって固まってしまった私。すると、喜ぶしぐさでドアを開けて案内してくれました。

 中に入るや「お帰りなさいませー」とトーンの高い声で迎えられて立ち止まり、声の主を見る。あうっ、普通のメイドさん! ちょっと古風なはかまがかわいい。よく見ると確かに男の方です。看板に違わず女装メイドカフェだと分かり安心。していいのか?

 席に案内され、注文。すると、メイドさんはどこかと通信している様子。どうやらほかの場所で作って運んでくるようです。一段落したらしい店長のみずほさんに聞いてみると、今回は「大正風」がテーマだそう。確かにはかまメイドの娘が多かったです。待ち時間中見回すと、お店は昭和初期から続くだけあってシックな感じ。今回のテーマには合っていました。

 お客さんは普段着の男性と女装の人が半々くらい。と思ってよく見たら、「本物の」女性の方もちらほら。もしかすると新宿という土地柄ニューハーフの人たちかもしれませんが、気の弱い私としてはほかのお客さんにあまり深くは聞けませんでした。

 コーヒーは本場もののようですごくいい香りでした。

 次回は7月の中旬から下旬の開催予定だそうです。

(記者:周防 鴇乃)

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