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2008年06月10日(火) 15時18分

銀座の上空にベッドが出現−女性クライマーが昼寝のパフォーマンス銀座経済新聞

 ソニービル(中央区銀座5)の壁面に6月10日、白いシーツと赤色の枕が配された幅5.5メートル、高さ18メートルのベッドが出現し、パジャマを着た女性が昼寝のパフォーマンスを行った。

 パフォーマンスは、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン(港区)が全国6都市で展開する「ANAクラウンプラザホテル」が6月9日より導入した快眠プログラム「Sleep Advantage(スリープ・アドバンテージ)」をPRするキャンペーンの一環で行われたもの。

 パフォーマンスが始まると、屋上から固定されたロープを手に赤色のパジャマを着た女性(=ロッククライマー)が軽快に降りてきてベッドに腰をかけた。「昼寝」を前にあくびや伸びをする姿を見せ、ベッドに入ってからは何度も寝返りや伸びをする姿も。同ビル下にはこのパフォーマンスを見上げる多くの見物人が集まり、携帯電話を取り出し「一風変わった」ユニークなパフォーマンスを撮影する通行人の姿が見られた。

 パフォーマンス時間は20分間。夜には幻想的な羊のムービーをビル壁面に投影するなど、昼夜を通して「睡眠」をテーマにしたパフォーマンスを披露する。

 同プログラムは、睡眠スペシャリストやホテル利用者の調査結果に基づき日本向けに開発されたもので、枕や寝具だけではく、アイウォーマーや入浴剤、お茶などのアメニティー、フランスのエコサート認証を受けたナチュラルなアロマオイルなどを提供するなど、「就寝前から目覚めまでの睡眠プロセスを重要視した」(同ホテル)という。

 パフォーマンスは11時30分から21時30分までの間、1時間ごとに1回行う。羊のムービー投影は19時30分〜、20時30分〜、21時30分〜の3回。6月15日まで。

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ソニービル
ANAクラウンプラザホテル

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080610-00000000-hsk_gz-l13