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2008年06月09日(月) 20時20分

秋葉原通り魔 現場に献花台 アニメぬいぐるみやセル画も毎日新聞

 事件現場となった秋葉原電気街の交差点脇には9日、献花台が設けられ、被害者の友人らが座り込んで涙を流す姿があった。ゲームやアニメのマニアが集まる街とあって、花束やジュースのほか、アニメキャラクターのぬいぐるみやセル画なども手向けられていた。

 亡くなった藤野和倫さん(19)の中学、高校時代の同級生、藤井洋輔さん(19)は「残酷な事件で容疑者は許せない。今は人生の3分の1を一緒に過ごせて『ありがとう』と言いたい」とうつむいた。

 東京都港区の男性会社員(23)はアイドルのイベントを見るため毎週末に秋葉原を訪れる。「秋葉原は同じ趣味の人同士が知り合える街で大好き。ここで亡くなった人は他人には思えない」と目を赤くした。千葉県松戸市の中学3年の男子生徒(14)は「秋葉原はみんなが楽しむ場所。秋葉原の印象が悪くなるのが心配」と話した。【町田徳丈】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080609-00000011-maip-soci