【秋葉原通り魔事件】松井さんの自宅ひっそり　「胸が痛い」と近所の人（産経新聞）

2008年06月09日(月) 12時18分

　秋葉原通り魔事件で亡くなった神奈川県厚木市の松井満さん（３３）の両親、弟とみられる３人は、９日未明に自宅に帰宅。終始無言で、悲しみにくれたようにうつむいたまま玄関へ。その後は雨戸が閉められ、ひっそりとした空気に包まれた。

＜＜写真で追う＞＞別の刃物も所持　過去３０年最悪の通り魔被害か

　近くに住む主婦（５２）は「ご両親には言葉のかけようがない。松井さんと家族の歴史を断ち切ったことに怒りを覚える。無差別殺人は許せない」と、やりきれない口調で語った。

　松井さんは地元の市立森の里小、同森の里中を卒業。別の主婦（５６）は「中学までよく見かけたが、家の中で遊ぶような子という印象。最近は月に１、２回、白いワンボックスの車で家に帰っているきていた。驚いて胸が痛い」と話していた。

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