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2008年06月09日(月) 10時26分

X JAPAN、世界ツアーが無期限延期BARKS

ショック! X JAPANの世界ツアーが無期限延期となった。

YOSHIKIの頸椎椎間板ヘルニアとけんしょう炎がさらに悪化、遂にドクターストップがかかってしまったのだ。現状、ドラムを叩くどころか身体に負担がかかる行動は全くできない状態にあり、重症という。

7月5日のパリ、8月2日の台北、9月13日のニューヨーク公演の発表後は、世界各国から公演依頼が殺到していた。その後日本でのコンサートも視野に入った発言をしていたYOSHIKI。「もうこうなったらやるしかないよね。」…そのように語っていたのは5月7日に公開されたYOSHIKIモバイルでの発言だったが、思えば、その言い方には、既に無理を強いて特攻していく状況であったのかもしれないと思わせるものもある。ファンへの感謝を何度も口にし、今のX JAPANをサポートするオーディエンスには、全身全霊をかけるYOSHIKIだが、その無謀さは、遂に物理的限界点を超えてしまっていたようだ。

活動再開は未定。

実は、ここ数年はドラム演奏の際は必ずコルセットを巻くことを徹底してきたYOSHIKIだが、3月の東京ドーム3DAYSではファンに元気な姿を見せようと、コルセットの装着なしに激しいドラムプレーを敢行。傷のいえぬまま、5月hideサミットのときも、ファンを狂喜させた。あの時、実はX JAPAN自体の持ち時間は70分だったことは意外と知られていない。オーディエンスの期待に応えようと、70分の予定だったところをYOSHIKIは2時間ステージを決行したという事実…、奇跡のX JAPAN復活からhide追悼公演まで、彼は全力で突っ走ってきたのだ。

YOSHIKIは現在、LAの自宅で治療に専念中だ。首はコルセットで完全に固定され、とてもツアーに出れるような状態ではないという。

ドクターストップを無視してもファンの声に応えてきたYOSHIKIだが、臨界点を超えてYOSHIKIの身体は満身創痍のまま。とはいえ、必ずX JAPANは帰ってくる。これまでの同じような危機が訪れ、そのたびにYOSHIKIは這い上がってきたのだから。

今は、完治することが自らの責任であることを、YOSHIKIは自身に課せられた重大な仕事であるととらえているだろう。あせらず慌てず、時間の解決に身を任せるのもいい。XJAPANは不滅なのだ。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080609-00000725-bark-musi