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2008年06月09日(月) 16時45分

一晩過ぎた秋葉原、献花台に群がるマスコミオーマイニュース

 昨日の秋葉原の通り魔事件では7人が犠牲になり、なお多くの方々が病院の中にいる。この件についてはオーマイニュースの速報はじめ、多くのマスコミでも既報の通りだ。秋葉原は小学生のころから、なじみ深い、思い入れのある街だ。いったい、なにがあったのか、この目で確かめたいと思い、今朝一番、仕事に行く前に、秋葉原を通ってみた。

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 昨秋オープンした、ソフマップの巨大な店舗前には「献花台」のテントが作られ、多くの報道陣が群がっていた。雨も少し降ってきたが、たいした雨ではない。テントの中の献花台には、多くの花とペットボトルの飲み物が添えられていた。

 しかし、こういう事件にニュース性があるのはわかるが、マスコミというのは、こういうとき、もっと静かにできないものかと思ったのは、私だけではないだろう。これでは、献花がしたくても、マスコミの多くの目があるために、おいそれと献花さえできない。

 写真はその献花台とその周辺の様子。マスコミのあまりの多さがわかる。案の定、献花する人は少なく、その場所を遠くで眺めて手をあわせる人が多かった。私もまた、交差点の反対側から手をあわせ、死んだ方のご冥福を祈り、負傷した方々の早い回復を願った。

(記者:三田 典玄)

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