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2008年06月08日(日) 17時14分

秋葉原で通り魔、6人死亡 25歳男を逮捕東京新聞

 8日午後零時半ごろ、東京都千代田区外神田のJR秋葉原駅近くで、トラックが歩行者天国の通りに突っ込み、通行人をはねた。さらに運転していた男が路上で次々に通行人らをサバイバルナイフで刺した。18人が病院に運ばれ、うち6人が死亡した。

 警視庁は現場で男を取り押さえ、殺人未遂の現行犯で逮捕した。

 警視庁などによると、男は静岡県裾野市、職業不詳加藤智大容疑者(25)=本籍青森県。サバイバルナイフを押収、加藤容疑者は通行人らを刺したことを認めているという。警視庁は万世橋署に捜査本部を設置し、通り魔事件とみて捜査している。

 死亡したのは19歳、47歳、74歳、年齢不詳の男性4人と性別、年齢不詳の1人。ほかに病院に運ばれたのは20代から50代の男女。うち1人は同署交通課の警部補でパトロール中だった。

 これまでの調べによると、加藤容疑者は神田明神通りから歩行者天国の中央通りにトラックを乗り入れ、中央通りで車から降りて通行人らを刺したという。トラックは静岡ナンバーのレンタカーだった。

 神田明神通りと中央通りの交差点は、秋葉原駅から数十メートルで、当時周辺は買い物客らでごった返していた。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008060890150454.html