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2008年06月08日(日) 15時02分

秋葉原で男がナイフで通行人切りつけ5人が心肺停止スポーツ報知

連続傷害事件があった現場で救助活動にあたる救急隊員ら

 8日午後零時半ごろ、東京都千代田区のJR秋葉原駅近くの路上で、小型トラックに乗った男が通行人をはねた後、ナイフのようなもので次々と通行人らに切りつけた。

 東京消防庁によると、警察官を含む16人が刺されるなどして負傷し、5人が心肺停止状態という。

 警視庁万世橋署は現場にいた男を殺人未遂の現行犯で逮捕した。同署によると、男は本籍青森県、職業不詳・加藤智大容疑者(25)。通り魔事件とみて詳しく調べている。

 万世橋署によると、男が現場に乗り付けた小型トラックは、静岡ナンバーのレンタカーだった。

 現場は、JR秋葉原駅から数10メートルの中央通りと神田明神通りの交差点。

 当時は中央通りで歩行者天国が行われており、買い物客らでごった返していたという。

 事件を目撃した人によると、血を流した男性が路上にうずくまり、救急隊員が慌ただしく応急手当てに当たった。周辺の道路は閉鎖された。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080608-OHT1T00163.htm