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2008年06月08日(日) 14時49分

現場に居合わせた医師も救助に奔走 AED抱え産経新聞

 東京・秋葉原で通行人多数が刺された事件。現場に居合わせて救助に当たった男性医師は、「車が突っ込んだ瞬間にキャーという大きな声が聞こえた。駆けつけると、携帯電話のキャンペーンガール風の白い服を女性も腹を刺され、うめいていた」と、現場の様子を生々しく語った。
 頭から血を流して倒れいた男性を助けるため、AED(自動体外式除細動器)を取りに走ったが、「戻ってきたら、ほとんど呼吸が止まっていた」という。
 人命救助に当たった新聞配達員の男性(24)は「倒れていた人に声をかけて初めは反応があったが、手を触ったら冷たく、脈もよく分からなかった」と青ざめた表情で話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000920-san-soci