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2008年06月06日(金) 11時46分

見られる立場の喫煙事情オーマイニュース

 群馬県高崎市にある中学校の、校門前の道で職員男性が喫煙をしていた。その場所で喫煙をしていた理由を後日、学校事務長のT氏に電話で伺うと「校内が全面禁煙なので、その場所で吸っている者もいる。ポイ捨てをする人もいないので。本日の職員の朝礼で話をする」との回答でした。

 個人的には、喫煙はしてはいけないとは思いませんが、現在県内では健康増進法に基づき、県内施設、およびに公立学校の施設内の全面禁煙に向けてガイドラインなどを発行している。学校内禁煙、分煙にする理由は健康増進法と生徒の喫煙への影響を考えて、校内を禁煙にする方針をとっているのだ。

 しかし考えてみよう、この中学校においては、校門を一歩でれば喫煙所になってしまっている現状なのだ。校門の外は喫煙していいのか。喫煙をしてはいけないわけではないが、これでは生徒の喫煙への影響について考えているとは思えない。

 もう一度どうしてこのような校内禁煙を行っているかを考えてみてはどうだろうか。

 喫煙してはいけなくはないが、時と場所、最低限のマナーをまもるのが喫煙者のルールーだと私は思います。私も喫煙者ではありますが、公共の施設や学校での禁煙化には賛成です。みなさんはどうお考えでしょうか?

(記者:辻 象平)

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