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2008年06月03日(火) 12時00分

ビジネスマンの“下宿生活”!?「ゲストハウス」の魅力とは?R25

都会のひとり暮らし。自由気ままではあるけれど、誰もいない部屋に帰って寝るだけという生活がなんだか寂しい…。そうだ! 寮母さんがいて、朝夕にご飯を作ってくれる「下宿」なら、昔憧れていた『めぞん一刻』的ニギヤカ生活が送れるかも!

というわけで、社会人でも借りられる「下宿」があるか不動産会社に電話してみた。

「うーん、社会人用の下宿は、今は都内にほとんどないですねぇ。最近は“ゲストハウス”の方が多いんですよ。ここ数年、ゲストハウスの数も、それを管理する会社の数も増えているんです」(大手不動産会社)

ゲストハウスか。一軒家などに他人同士でシェアして住むってやつですね。聞いたことはあるけど。具体的にはどんなとこ?

「ゲストハウスは、元々社員寮だった建物などを改装して作られているものが多く、お風呂やキッチンが共用になっていたり、家具が備え付きになっていたりします。また、敷金・礼金が必要なく、家賃も比較的安いです。外国人やバックパッカー、ベンチャーの起業を目指す若者などが住んでたりしますね」(晶文社『ゲストハウスに住もう!—TOKYO非定住生活』著者・今一生さん)

ふ〜ん、そうなんですね。

「家賃の安さや建物の古さなどから、昔はお金のない人が“仕方なく住むところ”というイメージもあったようですが、最近はきれいな内装のゲストハウスも増え、設備も家賃もピンからキリまでです。選ぶときには、業者ときちんと相談するといいでしょう」(同)

では、ゲストハウスの魅力とは?

「ゲストハウスの魅力は、施設や設備よりも、そこに住んでいる住人たちとの交流にあります。リビングなど共用のスペースで、様々な住人と濃密なコミュニケーションをとれるのが、何よりの魅力ですね」(同)

英会話を覚えるために、あえて外国人の住むゲストハウスを選んで住む人もいるんだとか。都会の寂しさに負けそうな時は、ゲストハウスって選択肢もアリかも?
(R25編集部)

全国20〜30代ひとり暮らし男性社会人が住む住居の種類を見る

※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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