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2008年06月02日(月) 22時34分

開運商法で被害1億円、都内で弁護団結成読売新聞

 「高島易断」を名乗る開運商法の被害者救済に取り組んでいる弁護士らは2日、東京都内で会合を開き、「高島易断霊感商法被害弁護団」を結成した。

 先月23日に行った無料電話相談には81人から相談があり、被害額は計約1億100万円。うち約40人が弁護士に交渉を依頼した。弁護士は高島易断側に返金を求め、応じない場合は7月末にも民事訴訟を起こす方針。刑事告発も検討する。

 相談を寄せたのは、失業中に「運気が下がっていて、祈願をしないと自殺する」と脅されて73万円を支払ったという47歳の男性や、「このままでは寝たきりになる」と言われて360万円を渡したという75歳の女性など。弁護団は毎週月、水、金曜の午前10時〜午後5時に電話(03・3358・6179)で相談を受け付ける。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080602-00000054-yom-soci