記事登録
2008年06月02日(月) 23時58分

児童32人の前、わいせつ映像2秒流す 北九州市立動物園朝日新聞

 北九州市小倉北区の市立動物園「到津の森公園」(岩野俊郎園長)で2日午前11時半ごろ、動物の画像のスライドショーを見ていた同市八幡西区の市立小学校2年生の児童32人の前で、過ってわいせつな映像が2秒ほど流れた。

 園によると、児童たちは「動物の赤ちゃん」という学習プログラムに参加。それに使う予定だった園のパソコンが故障していたため、担当の男性嘱託職員(31)が、自分のパソコンを持ち込んだ。

 園内見学が早く終わった1クラスの児童に、別のクラスが到着するまでの間、スライドショーを見せたところ、終了後、パソコンにデータが残っていたわいせつ映像が流れたという。気がついた職員が慌てて止めた。

 市では今後、この嘱託職員や上司らの処分を検討するとともに、園職員に映像紹介前の操作確認などを徹底するという。岩野園長は「改めて職員に十分な注意を払うよう指導するとともに、今後の再発防止に取り組みたい」とのコメントを出した。

アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0602/SEB200806020003.html