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2008年06月02日(月) 15時07分

星出さん、元気な姿を生中継 打ち上げから2日目朝日新聞

 【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=田之畑仁】星出彰彦飛行士(39)ら7人が乗る米スペースシャトル・ディスカバリーは米東部時間1日、打ち上げから2日目を迎えた。星出さんは、機内を撮影したビデオや初の生中継で、元気な姿を見せた。

ディスカバリーの機内で笑顔を見せる星出飛行士(左下)=NASAテレビから

 乗組員は午前7時ごろ(日本時間午後8時ごろ)起床。その後、前日に撮影した約8分間のビデオ映像を地上に電送した。打ち上げ当日、ディスカバリーが予定の軌道に入ったあとに撮影されたもので、星出さんが機内で浮かぶ姿や、他の乗組員が宙返りしたり、写真を撮り合ったりしている様子が映っている。

 同日午後には、米国のテレビ・ラジオ局との会見があった。星出さんは深緑色のポロシャツ姿で登場。話す機会はなかったが、他の乗組員とともに、にこやかな表情で画面に手を振った。

 また星出さんは、2日(日本時間3日)に予定される国際宇宙ステーションとのドッキングの準備作業をした。ほかの乗組員は、ロボットアームに備えられたカメラで機体に損傷がないかを調べた。

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http://www.asahi.com/science/update/0602/TKY200806020153.html