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2008年06月01日(日) 10時00分

川田アナ「追い詰めた人間を告発する」と憤る父親の無念日刊ゲンダイ

●実家は北陸で大病院を経営
 娘をここまで追い詰めたのは誰なんだ。できれば、そいつを告発したい——。
 26日に亡くなった元TBSアナウンサーの川田亜子さん(享年29)の父親は、こう憤慨しているという。父親は最初から不信感の塊だったようだ。
「遺体と対面した遺族は変わり果てた姿に絶句していました。ただ、お父さんだけは『ちゃんと捜査してくれたのか?』と必死になって警察に食い下がっていたそうです」(関係者)
 今後、父親は携帯電話やパソコンのメール、その他遺留品を徹底的に調べた上で、川田さんを追い詰めた人物と原因を特定し、結論を出す意向と伝えられる。
 川田さんは北陸にある実家が大病院を経営していて、白百合女子大出身のお嬢さまといわれていた。しかし、実際には15歳のときに両親が離婚し、その後、父親は再婚したわけありの家庭環境で育った。父親は精神科医で富山県内で大きな病院とクリニックを経営。そんな実家と離婚した母親のはざまにいて、亡くなる前は実母に相談に乗ってもらったりしていた。
 それだけに、父親としては突然、娘の死を知らされて動揺したはずだし、精神科医として娘の自殺に納得できない面もあるだろう。真相を追及するのは当然なのだ。
「川田さんはさまざまな悩みを抱えていたとされ、そのひとつが彼女と交際していたと噂される男性の存在です。ひとりは芸能界の実力者で、これまで数々の女優やタレントと浮名を流した人物。さらにタレントや俳優の名前も挙がっているし、川田さんがストーカーに悩んでいたという話もある」(マスコミ関係者)
 父親が経営する病院は、日刊ゲンダイ本紙の取材に「一切言えません」と口を閉ざす。川田さんが最後に何を思ったか。つまびらかにして欲しいと祈るばかりだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080601-00000001-gen-ent