大阪府枚方市の府営住宅で少年２人が刃物で刺された事件で、殺人未遂などの容疑で逮捕された石津淳容疑者（４０）が埼玉県警に身柄を確保された際、「強盗しようと思っていた」と話していたことが大阪府警の調べでわかった。石津容疑者は「逃走中に何度か靴や服を買い替えた」とも供述。府警は京都市の強盗殺人未遂事件で奪った現金１２万円を逃走資金や遊興費、着衣の交換費用でほぼ使い果たし、新たな犯行を計画をしていたとみて調べている。府警は３１日午前、石津容疑者を大阪地検に送検した。
捜査１課の調べでは、石津容疑者の発見時の所持金は約５００円。持っていた２本の包丁のうち１本を東京の１００円ショップで新たに買っていた。
石津容疑者は２１日の京都事件当日のうちにＪＲ大阪駅に移動し、夜行バスで東京に向かっていた。服を替えながら行動し、東京では「新宿区のビジネスホテルや漫画喫茶で寝泊まりしていた。パチンコにも行った」と供述している。
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