韓国俳優ペ・ヨンジュン（３５）が３０日、大阪・関西空港に来日し、約１年１０カ月ぶりに日本の家族（ファン）と再会した。到着ロビーに集まった家族は３０００人以上で、９４年の開港以来最多。手を振りながら現れたヨン様は、手にカメラを持ち家族を撮影した。
今回は最新主演ドラマ「太王四神記」イベント（６月１日、京セラドーム大阪）出演のための来日。同ドラマに専念したため、家族たちと触れ合うのは、０５年８月以来２年９カ月ぶりになる。
同空港には、２８日午前７時ごろから人が集まり始め、一番乗りだという山本美紀さん（４０＝東京）は、ヨン様がソウルを出発した時の写真を友人から携帯電話のメールで受信し、画面の待ち受けにしていた。家族たちの話を総合すると、２９日午後から、ファンが自主的に整理券を作成し配布。到着ロビーに整列し、同日深夜から空港スタッフが柵を作り、３０日午前４時に完成。先着順に座り込み、ヨン様来日を約１３時間待ち続けた。
待望の再会を果たした家族の中には、泣きだす人も。ヨン様が去った後も、腰が抜けたように立ち上がれないまま、声を上げて泣く女性が大勢いた。