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2008年05月31日(土) 00時00分

「武装解除」に感謝 モザンビーク大統領が松山を訪問朝日新聞

 第4回アフリカ開発会議に出席したモザンビークのアルマンド・エミリオ・ゲブーザ大統領が31日、松山市を訪問し、同国に自転車を送り、民家などに眠る武器と交換する活動をしている市民らに謝辞を述べた。

モザンビークのアルマンド・エミリオ・ゲブーザ大統領=松山市文京町

 NPO法人「えひめグローバルネットワーク」(竹内よし子代表)は00年以降、松山市から無償で譲り受けた放置自転車を送り、武器と交換する「武装解除」に取り組んでいる。これまでに自転車約500台を届け、現地のNGOが武器を回収し、政府が爆破処理している。

 大統領は市内のホテルでの歓迎会で、「いただいた自転車は平和実現のために勇気を与えてくれる自転車だ。貧困と闘うモザンビークを支援してくれる日本の皆さんに感謝したい」と語った。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805310102.html