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2008年05月30日(金) 02時55分

<北京五輪>五つ星ホテルの予約率77%、室料は前年比2.6倍—北京市Record China

2008年5月28日、中国新聞網が伝えたところによると、北京市旅行局がオリンピック期間中の北京市内におけるホテルの状況について発表した。

それによると、五つ星ホテルの平均予約率は77%で、北京オリンピック組織委員会と契約しているホテルの大部分は既に満室となっている。市旅行局と市統計局は共同でホテル宿泊料金の監督コントロールシステムを構築しており、組織委と契約がないホテル、及び契約ホテル内で組織委と契約していない客室に対して半月に一度、モニタリングを行っている。【 その他の写真

それによると、北京の五つ星ホテルのスタンダードルームの平均価格は1泊3623元(約5万4000円)で、昨年同時期の2.6倍になる。その内、契約ホテル内の契約している客室のスタンダードルームは2140〜2960元(およそ3万2000〜4万4000円)。契約がない客室の標準価格はスタンダードルームで3840〜7910元(およそ5万8000円〜11万9000円で)、そのうち大部分は5500元(約8万3000円)以下である。

ホテル価格は需給関係により決まるため、需給がはっきりし安定してくるにつれ、各ホテルの相場も次第に落ち着く見込みだという。(翻訳・編集/YY)

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000004-rcdc-cn