記事登録
2008年05月29日(木) 00時00分

新素材で好タイム、水着をテスト 大阪の山本化学工業朝日新聞

 ウエットスーツなどの素材メーカー、山本化学工業(本社・大阪市)は29日、関西大で、同社が開発した水の抵抗の少ない新素材「SCSファブリック」を用いた水着の性能テストをした。大学生男子4人、同女子2人が自由形やバタフライで200メートルを泳いで、自己ベストより4秒から8秒速い記録が出たという。

 同社によると、学生選手によるテストは4月から行っている。当初は自己ベストより2、3秒速い記録だったが、約2カ月でさらに記録を更新した。新素材の水着は着慣れることで、より好タイムが出せるという。

 同社は、日本水連と契約しているミズノ、アシックス、デサントの3社に新素材を提供している。メーカー側が求められている水着の改良期限は30日だ。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805290099.html