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2008年05月29日(木) 14時17分

深夜炎上の高速バス、エンジン中心に見分朝日新聞

 大津市の名神高速道路上り線で28日深夜、西日本ジェイアールバスの大阪発東京行き高速バスが全焼した事故で、滋賀県警や大津市消防局は29日午前、男性運転手(41)を立ち会わせて出火元とみられるバス後部のエンジン付近を中心に実況見分をした。

全焼したバスを調べる滋賀県警や大津市消防局の関係者ら=同県栗東市小野、荻原千明撮影

 滋賀県警高速道路交通警察隊の調べでは、走行中に車両の異常を知らせるブザーが鳴り、運転手がサイドミラーでバス後部から黒煙が出ているのを確認。路肩に緊急停車させ、乗客を誘導して降ろした約10分後、エンジン付近から火の手が上がったという。ドイツのバス車体メーカー「ネオプラン」社製の2階建てバスで、06年6月から「青春メガドリーム号」としてJR大阪駅—JR東京駅間で運行していた。

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http://www.asahi.com/national/update/0529/OSK200805290060.html