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2008年05月29日(木) 17時00分

TBS社長、定例会見で絶句…こういう結末になるとは夕刊フジ

 TBSの井上弘社長は28日の定例会見で、川田さんの自殺について「こういう結末になるとは。驚いている」と言葉を詰まらせた。

 川田さんがTBSに入社したのは井上社長の就任1年目の2002年。この年の9月には、同期の山田愛里アナ(30)とともに早朝の報道・情報番組のメーンキャスターに抜擢され、社内でも期待されていた。

 井上社長は「会社に在籍していたのは、普通のサラリーマンよりも短い間でしたが、明るく、元気のいい方でした」と、人柄をしのんだ。

 昨年3月に退社し、フリーに転向後も、TBSの情報番組「がっちりマンデー!!」の準レギュラーとして隔週で出演。「経済予報士見習い」を自称し、愛らしいメガネルックでファンを楽しませていたが、18日放送の回が最後の出演となった。会見に同席した番組担当者は「通常通り仕事をしていたと聞いている」と語り、川田さんの後任などについては「決まっていない」と説明した。

 川田さんは生前のインタビューで、もともとアナウンサーを目指していたわけではなく、就職活動時の第1志望は、客室乗務員などの航空会社での仕事だったことを明かしている。

 お目当ての会社は当時、どこも新人を募集していなかったため、第2志望でマスコミを受験。難関をくぐり抜けて合格したのがTBSだった。

 入社6年目の直前に、報道の仕事を強く希望していた川田さんは退社の道を選んだ。「がっちりマンデー!!」は、前身の「儲かりマンデー!!」から出演していた番組。番組スタッフは「本人も深い愛着を持っていたのだが」と声を落とした。

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