記事登録
2008年05月28日(水) 08時01分

民主・小沢代表、9月代表選出馬へ朝日新聞

 民主党の小沢代表は9月に任期満了を迎える党代表選に3選を目指して立候補する意向を固めた。すでに地方行脚やマニフェスト(政権公約)作り、選挙ポスター作製など次の衆院選に向けた準備を進めており、衆院選が代表選後にずれ込んでも「選挙の顔」として党を率いる考えだ。

 小沢氏は27日の記者会見で次の衆院選後に首相になる決意を問われ「私の任期は9月まで。その間に衆院選が行われ、我が党が過半数を得ることになれば、私自身がその与えてくれた過半数の責任を負わなくてはならない」と答えた。

 小沢氏がこの時期に首相への意欲を見せたのは、続投の意思を早めに明確にして、党内の求心力を維持する狙いがある。ただ、早期の解散・総選挙を目指しているため、正式表明は代表選の告示直前になる見通しだ。今後は「非小沢勢力」が対抗馬を擁立できるかどうかが焦点になる。

 小沢氏は06年4月、前原誠司前代表の辞任を受けた代表選で初当選し、同年9月に再選した。

アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY200805270413.html