ドーピング違反があったとして日本プロ野球組織（ＮＰＢ）から１年間の出場停止処分を受けた巨人のゴンザレス内野手が２７日、異議申し立てをアンチ・ドーピング特別委員会（委員長＝根来コミッショナー代行）に申請した。１０日以内（土日を除く）に特別委員会がゴンザレスに弁明の機会を与え、その後、１０日以内に判断内容を巨人に伝えることになる。
ゴンザレスは異議申し立ての書類の中で「なぜ陽性反応が出たか思いつかない。制裁の見直しをお願いしたい」とし、普段使用している薬などを添えた。受け取ったコミッショナー事務局の長谷川事務局長は「その薬に問題はない。何か新たな事実を本人が示さないと、結論を変えようがない」と話した。
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