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2008年05月27日(火) 01時40分

高速道で顧客情報372人分紛失 三菱UFJ銀、搬送中朝日新聞

 三菱東京UFJ銀行は26日、顧客情報が記された廃棄書類を入れた段ボール箱を搬送中に、4箱(1015人分)を過って都内の高速道路上に落とし、372人分の書類を紛失したと発表した。01年に蒲田支店で金融債口座を持っていた顧客の名前や住所、電話番号、生年月日、取引情報が含まれていた。

 同行の説明によると、23日午後1時ごろ、書類を溶解処理するために委託業者がトラックで運んでいた際、首都高速上の都内2カ所で風に飛ばされて箱が落下したという。

 発表が遅れた理由を「対象者の特定に時間がかかった」と説明。「このような事態を招き、誠に申し訳ない」とコメントした。

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http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY200805260366.html