任天堂は、駅などでニンテンドーＤＳを開けばニュースやグルメ情報が見られたり、新作ゲームの体験版が遊べたりするサービスを２７日から始めると発表した。ＤＳの無線通信機能を生かし、まずは東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶつくばエクスプレスの全駅と列車内、東京の世田谷・杉並両区内のマクドナルド２１店舗で実験的にサービスをはじめ、その後、全国展開を目指す。
ニンテンドーＤＳ Ｌｉｔｅ
つくばエクスプレスでは１２月２８日まで、時刻表や駅周辺の情報、ニュースなどを無料で見られるようにする。マクドナルドでは６月末までＤＳ専用ホームページでキャンペーン情報などが見られる。両サービスとも「脳を鍛える大人のＤＳトレーニング」など、常時４タイトルの体験版ゲームが遊べる。
「脳トレ」の人気で老若男女を問わず普及したＤＳだが、このところ目立ったヒットソフトがない。ゲーム以外の利用方法を提案することでタンスにしまわれていたＤＳを掘り起こし、サラリーマンや主婦層などの新たなゲーム購入につなげる狙いだ。
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