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2008年05月27日(火) 12時00分

昼休み、たった10分で復活!?“点滴バー”に行ってみたR25

疲れがピークに達した時、みなさんならどうしてます? 最近疲れたビジネスマンの間で秘かな人気スポットとなっているのが「点滴バー」。確かに「風邪でダウンしてたけど、点滴一発で復活した」という話もよく聞きます。そこで恵比寿にある「点滴専門スペースTENTEKI10」にうかがってみました。

「口から栄養分を取った場合、まず胃酸で分解され、次に小腸で血中に取り込まれるんですが、それも肝臓で一部分解されるので、有効に体に吸収される量は意外と少ないんですよ」(担当医)

なら血中に直接栄養を送りこんじゃえ、というのが点滴ってわけですか。果たして、点滴で疲労はどれくらい回復するのか、筆者もいっちょ試してみることに。

TENTEKI10では、ビタミンCやB群が含まれた基本の総合ビタミン点滴に、疲労回復や滋養強壮、デトックス、アンチエイジングなど、目的に応じたオプションを加えることができるとか。今回は慢性的なだるさや肩こりに効果があるという、トコフェロールとLアスコルビン酸を含んだ「ブルーパック」を追加。人生初の点滴針にビビりつつ、いざ、プスッ!

「口の中ににんにく臭を感じませんか? これはビタミン点滴に含まれるビタミンB1が体中を巡っているからなんです。いわゆる『にんにく注射』と呼ばれているものがこちらです」と看護師さん。血液は約30秒で体を一周するみたいですが確かにプワワンと香ばしい匂いが。

点滴後は、肩の張りがすっかり消えた感じ。また、お昼過ぎに点滴を打った後、不思議とその日はおなかがすきませんでした。ちなみに点滴は水溶性ビタミンばかりなので、過剰摂取による危険はまずないそう。

担当医さんいわく「疲れを取るなら、本来はしっかりと食事、睡眠、休息が必要」なのですが、そうも言ってられないこのご時世。疲れがどうしても抜けない方は、一度点滴も考えてみては?
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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