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2008年05月27日(火) 12時00分

『ランボー 最後の戦場』公開ランボーの半生を総おさらい!R25

グリーン・ベレー隊員として特殊訓練を受けた人間兵器でありながら、深い悲しみを胸に秘めた孤高のヒーロー、ジョン・ランボー。シルベスター・スタローンのスーパーヒット作である『ランボー』シリーズが、20年の沈黙を破りついに完結!

今回は、ランボーの壮絶なる闘争の半生を振り返ってみました。

70年代半ば。心に深い傷を負ったベトナム帰還兵・ランボーは田舎町の戦友を訪ねるが、戦争の後遺症ですでに他界していることを知る。そんな彼に追い討ちをかけるように、よそ者を嫌う保安官は彼を拉致して尋問と激しい虐待を加える。山へ逃げた彼は、警官隊と激しいバトルの末、彼の元上司の説得により降伏する…(1作目)。

この戦いで逮捕されたランボーは、元上司のはからいで極秘任務に就くことを条件に釈放される。戦争行方不明者の調査という任務でベトナムに舞い戻った彼は、ベトナム軍の捕虜虐待の事実と米国の裏切りの実態を知り捕虜の救出を試みる(2作目)。

数年後、バンコクの寺院で心の傷を癒やしていたランボーは、恩義ある元上司がアフガニスタンでソ連軍に捕えられていることを知る。すぐさま救出に向かった彼はソ連軍と激闘を繰り広げる(3作目)。

そして十数年たち、ランボーは戦いから離れミャンマーでひっそりと暮らしていたが、ミャンマー軍の虐待に苦しむカレン族を支援する慈善団体のサラに心打たれ輸送の協力をする。その後、軍により一団が拉致されたことを知ったランボーは、5人の傭兵とともに最後の救出作戦を決行する!

『ランボー』の魅力は、極限まで鍛え抜かれた肉体美とパワフルなアクション、そして“戦争”という社会問題を浮き彫りにするそのテーマ性だ。戦うことでしか自分の存在価値を示せない悲しき戦闘マシーン・ランボーに真の休息は訪れるのか…。「これまでで最もハードだ」とスタローンが語ったファイナルバトルとともに、ランボーの行く末も見届けて!
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25から一部抜粋したものです

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