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2008年05月27日(火) 08時01分

川田アナ自殺2日前に共演したデーブ氏「いつも以上に元気だった」スポーツ報知

 自殺した元TBSアナウンサーの川田亜子さん(29)と、24日に共演したばかりの米放送プロデューサー、デーブ・スペクター氏は「通常以上に元気だった」と振り返った。「複合的に、長年積み重なった悩みが原因ではないか」と推測する。元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代参院議員(37)は「仕事は順調そうに見えたのに。残念です」と、突然の悲報にショックを隠しきれない様子だ。

 毎週土曜日、テレビ朝日の「サタデースクランブル」で川田さんと共演していたデーブ氏。自殺2日前となる24日にも顔を合わせている。その時すでに川田さんが自身の悩みや不安定な心境をアップしたブログが、一部メディアで取り上げられていた。デーブ氏によると川田さんは「ものすごく明るくていつも以上に元気だった」という。

 一方で、今にして思えばと前置きした上で「自分のことが話題になっているからこそ、意識していたんでしょう。本当に落ち込んでいる人は、カムフラージュするものですから」とも語った。

 2〜3週間前の土曜日に共演したとき、川田さんは「ブログに書いていたとおり、彼女は非常に疲れた顔をしていた。テレビで見ても分かったと思いますが…」。その日は番組関係者を交え、4〜5人で昼食を食べた。川田さんは特に食が細っている様子はなく、普通に会話に加わりながら、ウナギを食べていたともいう。

 「美人で仕事もうまくいっていて、周囲からはうらやましがられても、自分で悪い方に思いこんでしまったんだろう。残念です」と肩を落とすデーブ氏。ブログで苦しみを吐露した点は「大手プロダクションに所属している以上、普通は我慢するのを、ここまで赤裸々に書いた。よほど追いつめられ、助けてほしいというメッセージだったのではないか」。

 原因は、突然の出来事がきっかけではなく「長年の悩みが積もった、複合的な要因では」と推測する。

 元テレビ朝日アナウンサーで、昨夏に参院議員となった丸川氏は、今春に川田さんがリポーターとして来ていた映画の試写会の会場で遭遇。その際は「元気そうだった」という。「仕事は順調そうに見えたのに残念です」とショックを受けていた。

 ◆睡眠薬などの副作用でろれつ回らなくなることも ○…川田さんはブログに「口がうまく回らなく、どうしたものかと悩んでおりました」と書き込んでいた。これについて精神科医の作田明氏は一般論として「通常、悩むだけで、ろれつが回らなくなるということは、あまり考えられません。睡眠薬などの副作用でろれつが回らなくなることがあります」と話した。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080527-00000051-sph-ent