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2008年05月27日(火) 00時00分

川田アナ自殺で出演番組の対応白紙朝日新聞

 川田亜子アナウンサー(29)が自殺した26日、レギュラー出演するテレビ朝日は対応に追われた。同局「サタデースクランブル」(土曜午前9時30分)のスタッフのショックも大きく、この日までに31日の放送対応は決まらなかった。昨年まで在籍した古巣TBSでも、局員は悲報に驚きを隠せなかった。

 テレビ朝日は、川田アナが昨年4月から出演していた「サタデースクランブル」のスタッフに様子を聞いたり、31日の生放送をどうするかなどの対応に追われた。同番組のスタッフらによると、今月に入ってから疲れていたり、落ち込んでいるように見受けられたりしたため、放送上の川田アナのコメントを減らすなど負担を軽くしていたという。31日の放送は代役を起用する予定だが、人選も含めて白紙の状態だ。

 最後のテレビの仕事となった24日の生放送は問題なく終え、午後に予定されていたトークショーも無難にこなしていたという。「サタデースクランブル」のスタッフによると、24日の放送では、かなり元気になったという印象だっただけに、自殺には首をひねるばかりだった。

 また、同番組のコメンテーターの東ちづる(47)はこの日、出演している同局のドラマ収録に参加。複数の関係者によると、自殺の一報を聞いてショックを受けていたという。

http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200805270045.html