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2008年05月26日(月) 00時00分

氷川きよし玄界灘クルージングで新曲PR朝日新聞

 演歌歌手氷川きよし(30)が25日、新曲「玄海船歌」にちなみ、故郷の福岡・玄界灘でクルージングイベントを行った。定員200人に対し、CD購入者の応募は5万4000通に上り、競争率270倍のプラチナチケットに。出発した桟橋にはチケットを手にできなかった多くのファンも駆け付けた。クルージングは約2時間。氷川は新曲を披露したほか、記念撮影、握手会を行った。ファンは氷川に酔いしれたが、氷川は「船の揺れは気持ち良かった。こぶしが回りやすかったです」と涼しい顔。

 高校時代、博多湾に望む能古島(のこのしま)に同級生と訪れ、よく夢を語り合ったという。「当時、演歌歌手になれるとは夢にも思わなかった。幸せですね」。この曲をきっかけに、苦手だった水泳を始めた。「まだ時期じゃないですけど玄界灘を泳ぎたい。距離的には難しいですけど、能古島まで行ければいいですよね」。大海原にいたせいか、冗談も壮大だった。

http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200805260055.html