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2008年05月25日(日) 22時41分

砂浜事故7回忌で市長が現場に 兵庫県明石市産経新聞

 兵庫県明石市の人工海浜で平成13年12月、砂浜が陥没し金月美帆ちゃん=当時(4)=が生き埋めになって死亡した事故で、美帆ちゃんの死亡から26日で7回忌となるのを前に、同市の北口寛人市長らが25日、現場を訪れて冥福を祈り、再発防止を誓った。

 美帆ちゃんは13年12月30日、父親の一彦さん(41)と大蔵海岸を散歩中、突然足元の砂浜が陥没し、生き埋めになった。約25分後に救出され、同市内の病院に運ばれたが、意識不明の状態が続き、約5カ月後の14年5月26日に亡くなった。

 この日午前11時ごろ、北口市長は大蔵海岸の陥没現場と、その近くにある美帆ちゃんをモデルにした碑「愛しい娘」で献花し、幹部職員らとともに手を合わせた。北口市長は「事故を風化させず、これからも市民の皆さんと共同して安全管理に取り組みたい」と話した。

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