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2008年05月25日(日) 15時10分

携帯持つ中2の16%、1日にメール50通超 PTA調査朝日新聞

 携帯電話やPHSを持つ中学2年生の6人に1人は、1日に50通を超えるメールのやり取りをしている——。日本PTA全国協議会の調査で、そんな実態が明らかになった。深夜でもメールをやり取りすると答えた中2は過半数に達した。

 協議会が昨年11月、携帯やPHSの使用状況などについて全国の中学2年生と小学5年生、その保護者にアンケートし、合計7172人から回答を得た。

 1日のメールの送受信数は、「51通以上」が中2で16%、小5で3%。最も割合が高かったのは、中2が「11〜20通」の17%、小5が「1〜5通」の32%だった。

 「深夜でもやり取りをしてしまう」ことが「ある」のは、中2で51%、小5で11%だった。また、メールを普段やり取りする相手を尋ねると、中2の8%、小5の2%が「掲示板・チャットで知り合った人」と答えた。前年の調査では小5は0%だった。

 携帯・PHSの有害サイトへの接続を制限するサービスを、前年より13ポイント多い43%の保護者が「導入している」と回答。このサービスへの期待の高まりがうかがえた。(大西史晃)

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http://www.asahi.com/national/update/0525/TKY200805250055.html