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2008年05月24日(土) 18時58分

畳部屋にお帰りなさいませ、ご主人様朝日新聞

 需要が落ち込む畳の人気を盛り返そうと、全国畳産業振興会が畳の良さをアピールする「畳ビズのうた」を作成、歌にあわせて踊る畳メードとともに、東京都内でPRしている。

畳メード

 歌は、イグサが部屋の空気をきれいにし、地球環境にやさしいと強調。畳のエプロンと畳のネコ耳姿のメードが、畳を作るしぐさで歌にあわせて踊る趣向で、CDを全国約1万の畳店で売り出す。

 振興会によると、畳表の需要はフローリングに押され、93年に4500万畳だったのが昨年は1900万畳と半分以下に。熊本が中心のイグサ生産農家も10分の1近くまで落ち込んでいるという。

 メードの、みうなさんと苺(いちご)さんは「歌を通じて畳の良さを見直してほしい。畳の世界へお帰りなさいませ」。

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