2008年05月22日(木) 16時22分
ストーカー容疑判事「恋愛目的ではない」(産経新聞)
裁判所職員の女性に面会を強要する携帯メールを送ったとしてストーカー規制法違反の疑いで宇都宮地裁判事の下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区=が逮捕された事件で、下山容疑者が山梨県警の調べに対し、「ストーカーのようなメールを送ったが、恋愛目的ではなかった」と供述していることが22日、分かった。
調べによると、下山容疑者は甲府地家裁都留支部長だった2月19日から3月19日ごろまでの間に、県内に住む20代の女性の携帯電話に十数回にわたり、「休日も仕事するの」「明日、会えるのかなあ」「今度いつ会えるかなあ」など、面会を求めるメールを執拗(しつよう)に送っていた。
女性は誰から発信されたのかわからず不安になり、3月中旬に県警に相談し、4月に告訴した。県警ではストーカー規制法に基づく警告は行わなかった。
【関連記事】
・
ストーカー裁判官逮捕 識者「裁判員制度まであと1年という日に…信頼失う」
・
増える地位の高い人のストーカー 「メールでは自分を失いやすい」
・
【法廷から】「なぜ女性にこだわる?」ストーカー被告に質問攻め
・
女性の携帯に600回 30年ぶり再会、交際迫る
・
執行猶予中また同じ女性にストーカー 調理師を逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000141-san-soci