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2008年05月22日(木) 00時00分

キトラ壁画特別公開最終日迫る、来場3万人超す朝日新聞

 奈良県明日香村の飛鳥資料館で開催中のキトラ古墳十二支像壁画「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)」の特別公開(文化庁・同資料館主催、朝日新聞社後援)は22日、村民見学会も含めた来場者数が3万人を超えた。

 3万人目は兵庫県西宮市の主婦小野口道子さん(55)。田辺征夫・奈良文化財研究所長から記念品のデジタルカメラが贈られた。夫の春海さん(59)と訪れた道子さんは「去年公開された(四神のひとつの)『玄武』がよかったので、今年は夫を誘った。1300年前のものが残っているのはすごい」と話した。

 特別公開は25日まで。同資料館によると、時間帯によって1時間以上の待ち時間があるが、平日の午後3時以降が比較的すいているという。問い合わせはキトラりんりんダイヤル(050・7105・5355、午前9時〜午後5時)へ。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805220103.html