２０日に就任した台湾の馬英九（マー・インチウ）総統は２１日の記者会見で、四川大地震について「救助活動が一段落したあと、復興と再建の問題に直面する。９９年の台湾大地震の経験を中国と分かち合いたい」と述べ、新政権も積極的に支援に取り組む姿勢を示した。台湾では大地震を機に「同胞意識」が高まり、すでに救助隊を現地に派遣したほか、２０億台湾ドル（約７０億円）の支援も表明している。（台北）
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