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2008年05月20日(火) 00時00分

近畿大残業代不払い、前部長ら不起訴に 大阪地検朝日新聞

 近畿大学(大阪府東大阪市)が職員34人に残業代計430万円余りを支払っていなかったとして、大学と前人事部長(48)が労働基準法違反(時間外割増賃金の不払い)の疑いで書類送検された事件で、大阪地検は20日、「すでに全額が支払われ、職員も処罰を望んでいない」として不起訴処分(起訴猶予)にしたと発表した。処分は9日付。

 昨年12月までの2年間にわたり、職員や退職者563人の残業代計約1億円が未払いになっていたことが内部調査で発覚。大阪労働局は今年3月、このうち職員34人に対する昨年1〜6月分の未払い賃金について書類送検した。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805200033.html