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2008年05月20日(火) 00時00分

スーツで観戦 中之島で21日からビーチバレーWツアー朝日新聞

 ビーチバレーワールドツアー日本大会(国際バレーボール連盟主催)が21日から始まる。会場の大阪市北区の中之島公園に、淀川の砂で造った五つのコートと約3千人収容の観客席が出現。都会のど真ん中で「砂浜の熱戦」が繰り広げられる。25日まで。

中之島公園に出現したビーチバレーのコートで練習する選手たち=20日、大阪市北区、小玉重隆撮影 浅尾美和選手 佐伯美香選手

 今大会の成績に北京五輪への出場がかかるチームも多く、米国やブラジルなどの強豪を含め約30カ国から約60組が出場。日本からは佐伯美香・楠原千秋ペア、浅尾美和・西堀健実ペアら8組が出る。

 日本ビーチバレー連盟によると、国際連盟主催の公式戦は国内ではこれまで海岸で開かれており、都市部での開催は初めて。集客率のアップが狙いだ。

 予選の組み合わせは20日午後6時すぎに決まり、大会ホームページで公開される。観戦チケットは指定席(3500円)が7割ほど売れ、自由席(2500円と3千円)はまだ余裕があるという。入場料(500円)を払うとサブコートのみ観戦できる。チケットは期間中、会場で買える。ビールなど観戦中の飲食は可。

 00年のシドニー五輪4位の佐伯選手は「世界の強豪選手が真剣にプレーするので、スーツ姿で気軽に見に来てほしい」と話している。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805200032.html