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2008年05月20日(火) 00時00分

今度は男性の頭部見つかる 滋賀・東近江の琵琶湖岸で朝日新聞

 20日午前8時40分ごろ、滋賀県東近江市栗見新田町の琵琶湖岸で、釣りに来ていた京都市の男性(64)が、男性の頭部が波打ち際にあるのを見つけ、110番通報した。17日には同県近江八幡市の琵琶湖岸2カ所で、鋭利なもので切断された男性の両足の一部が相次いで発見されており、県警捜査本部は、この死体遺棄事件との関連が高いとみて身元の確認を急いでいる。

 東近江署の調べでは、頭部は白髪交じりで成人男性のものとみられる。切断面はほぼ水平で、あごの真下から鋭利なもので切り取られたらしい。顔の表面などには目立った外傷はなかった。

 琵琶湖では17日早朝に近江八幡市牧町の湖岸で男性の右足が見つかり、県警の捜索で同日午後、西に約2.5キロ離れた同市佐波江町の砂浜でも左足が発見された。いずれも太ももを切断され、足首から先がなかった。DNA鑑定で2本の足は同一人物のものとわかった。

 頭部の発見現場は右足が見つかった場所の北東約8キロで、大同川の河口の近く。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805200022.html