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2008年05月20日(火) 00時00分

救急病院の基準緩和へ 医師不足受け大阪府審議会が承認朝日新聞

 医療関係者らでつくる大阪府の救急医療対策審議会は20日、大阪市内で会合を開き、救急病院の認定基準を緩和する方針を承認した。医師不足などで救急患者の受け入れが不能となるケースが相次ぐ中、地域ごとに「輪番制」を導入し、患者の受け皿を増やすのが狙い。今年度中に運用する方針。

 府医療対策課によると、府内で救急告示医療機関として認定されているのは、08年4月現在で約260カ所ある。府はこれまで、24時間365日態勢で医師が常駐することを救急病院に求めていたが、週に1日以上、または年間50日以上、24時間態勢を取れる病院も認めることにした。

http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200805200042.html