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2008年05月19日(月) 00時00分

座席下に荷物、通路も増え快適 甲子園2期リニューアル朝日新聞

 阪神電鉄は19日、阪神甲子園球場の第2期リニューアル(10月〜来年3月)概要を発表した。アルプス・外野エリアの改修と、内野エリアを覆う銀傘の架け替えを行う。

アルプス、外野席に新設される座席。座席下に荷物が置けるスペースができる(阪神電鉄提供) リニューアルイメージ図。照明が外周に設置され、通路も増える(阪神電鉄提供)

 アルプス・外野エリアには、下に荷物が置ける新タイプの座席が設置される。座席自体もくぼみをつくり、座り心地に配慮する。縦横の通路も増やし、移動がしやすくなる。その結果、最大55席あった外野の横並び席は、20席程度になる。アルプスでは出入り口も2カ所増える。

 アルプス・外野エリアの座席数は、アルプスがファウルエリアに拡張されるため、現在の3万900席から200席ほど増える。内野エリアと同様にトイレや飲食店なども新装され、授乳室も設置される。球場エリア内に託児所もつくるという。

 改修にともない、阪神の公式戦料金は来年から、外野エリアで大人200円、子ども100円増となる見通し。

 このほか、新銀傘に大型映像装置(LEDボード)が設けられ、外野方向から様々な映像が楽しめるようになる。球場本体のリニューアルはこの第2期で完了する。

http://www.asahi.com/kansai/sports/OSK200805190086.html