記事登録
2008年05月19日(月) 00時00分

阪大で中国人留学生らが追悼集会朝日新聞

 多くの中国人留学生が通う大阪大の吹田キャンパス(大阪府吹田市)で19日夜、四川大地震の犠牲者追悼集会が開かれた。日本の学生らも含めて約200人が参加し、地震発生日の「5・12」の形に並べたろうそくの前で手を合わせた。

地震が発生した「5・12」の形に並べたろうそくの前で、被害者らを追悼する中国人留学生ら=19日午後6時52分、大阪府吹田市、小玉重隆撮影 地震が発生した日「5・12」の形に並べたろうそくの前で手を合わせる追悼集会の参加者=19日午後7時27分、大阪府吹田市、小玉重隆撮影

 四川省出身の李燕さん(25)はインターネットで広まっている作者不詳の中国語の詩を朗読した。今回の地震の犠牲になった子どもたちを悼む内容で、多くの中国人の共感を呼んでいるという。

 集会を企画した中国留学生学友会の張朔源会長(27)は「追悼の思いを形にしたいと思った」。会は20〜23日、吹田、豊中、箕面の3キャンパスと阪急北千里駅で募金活動をする。

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805190084.html