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2008年05月18日(日) 22時37分

在日ミャンマー人ら、サイクロンの犠牲者を追悼 東京で朝日新聞

 ミャンマー(ビルマ)に大きな被害をもたらしたサイクロンによる犠牲者らを追悼するため、在日ミャンマー人ら約200人が18日、東京都渋谷区の国連大学前でキャンドルに火をともし、読経をして祈りをささげた。

サイクロンの犠牲者らを追悼する人たち=18日夜、東京都渋谷区、筋野健太撮影

 民主化運動にかかわる人たちで、道行く人に「被災者を助けてください」と募金を呼びかけた。追悼にはミャンマーから来た僧侶も参加した。

 サイクロンの死者・行方不明者は軍事政権の発表だけで13万人を超え、感染症の流行も懸念されているが、軍政は欧米諸国などからの人的支援を拒否し、国際社会から批判されている。参加者らは「支援拒否という非人道的な行為をやめさせるように、国際社会がさらに圧力をかけてほしい」と話した。(西山貴章)

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http://www.asahi.com/national/update/0518/TKY200805180146.html