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2008年05月18日(日) 19時58分

全特総会、総務副大臣が経営陣に異例の苦言朝日新聞

 「各社の連携がうまくいっていないとの指摘もある。経営者も現場に足を運び、現状を認識して頂き、きちんとした対応をとってもらうのは言うまでもない」——。18日、松山市で開かれた全国特定郵便局長会(全特)の通常総会で、来賓として出席した佐藤勉・総務副大臣が、日本郵政経営陣に苦言を呈した。

 政府側から経営陣批判が出るのは異例だ。

 総会には5千人が出席。郵政民営化で職員が国家公務員でなくなったことに伴い、今後は政治活動に取り組むことを会則に明記することが正式に決まった。民営化で「特定郵便局長」という職名がなくなったため、会の名称を「全国郵便局長会」に変更するが、呼称は今後も一般に定着した「全特」を使う。

 また、中川茂会長が退き、浦野修・副会長(東京・昭島中神郵便局長)を新会長に選出した。

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http://www.asahi.com/business/update/0518/TKY200805180123.html