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2008年05月18日(日) 19時53分

阪田三吉の故郷で将棋大会 全国最大規模の約600人朝日新聞

 アマチュアの将棋大会では全国最大級規模を誇る「第21回阪田三吉名人杯将棋大会」が18日、堺市内で開かれ、各地から招待されたアマ強豪を含む約600人が、体育館いっぱいに並べられた盤面に駒音を響かせた。

阪田三吉名人杯将棋大会にはたくさんの子供たちも参加した=18日、堺市堺区、南部泰博撮影

 伝説の棋士・阪田の生誕地で知られる同市は、4月にあった第66期将棋名人戦七番勝負第2局(朝日新聞社、毎日新聞社主催)を誘致するなど、将棋を通じた町おこしを展開中。阪田杯は例年、定員を上回る申し込みがある人気イベントだ。

 参加者は実力や年齢に応じ6クラスに分かれ熱戦を繰り広げた。最上位のA級では、大阪市生野区の自営業吉田義雄さん(39)が初優勝した。成績優秀者には堺の地場産品である自転車や包丁などが贈られた。(佐藤圭司)

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