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2008年05月17日(土) 17時00分

細川たかしを訴え…L&G元会員が4600万円求め夕刊フジ

 健康関連商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」の出資法違反事件で、「広告塔の役割を果たし、詐欺商法の被害を拡大させた」として、会員だった主婦ら7人が16日、歌手細川たかしさんや大学教授ら計4人を相手に、総額約4600万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状によると、細川さんはL&Gが開いたコンサートに少なくとも16回出演。波和二会長を「おやじ」と呼んだ上、ステージ上でL&Gの商品を着用してみせるなどし、会員を信用させたとしている。

 筑波大名誉教授と慶応大准教授はL&Gの全国大会で講演し、「高配当でもうかるのだから、どんどん商品を買わなければならない」とあおっていたという。

 細川さんの事務所は「訴状が届き次第、弁護士に任せたい」としている。


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